ワキガはシャワーだけでは臭いを悪化させるって本当?
臭いを改善させる入浴方法を知りたい!入浴後のケアは?
ワキガの改善に効く入浴剤はある?
ワキガ対策として効果があると言われることは様々あります。
私は今は手術でワキガを治しましたが、それまでは本当に色々試しました。
簡単にできるワキガ対策の中でも、意外と見過ごしがちなのが今回ご紹介するお風呂の入り方です。
当然体を洗って綺麗にした方が良いことは認識している方が多いと思いますが、間違った入り方をしている方も多いです。
お風呂は正しく入るとかなり大きな効果を発揮してくれますので、確実に対策したい点です。
詳しくご紹介しますのでぜひ参考にしていただければと思います。
どうぞ最後までお付き合い下さい。
下記クリックで好きな項目へ移動
ワキガにとってお風呂が重要な理由
まず、お風呂の重要性、正しく入浴することがワキガの改善にどうつながるのかを解説します。
ワキガがなぜ臭うのか、臭いが悪化する仕組みから再確認していきましょう。
ワキガは、脇の下にあるアポクリン腺から出る汗が、脇や衣類に付着した菌と合わさることでワキガ臭を発します。
このアポクリン腺から出る汗の成分を改善させる、汗の量を減らすことがワキガの改善につながります。
また、菌を減らすことがワキガの改善につながります。
つまり、
・汗を改善すること
・清潔にすること
この2つが重要なわけです。
もうお気づきかと思いますが、この2つの改善につながるのが入浴です。
私もワキガでしたので非常にお気持ちがわかりますが、ワキガですと汗をかくのが嫌ですよね?
汗をかいてしまうと臭いがきつくなるからです。
入浴後に汗がたくさん出ると、すぐワキガの臭いがしてしまうのが怖いかもしれませんが、安心して下さい。その対策ものちほどお伝えします。
何よりも汗をかいて汗腺の通りを良くしてサラサラの汗を出やすくする、脇以外の汗腺から汗が出るように汗腺を鍛えておくということが重要です。
ワキガにはシャワーだけでは良くない理由
ワキガはシャワーだけで済ますのは絶対NGです。
シャワーだけでは表面の汚れしかとれませんので、臭いの原因となる古い角質や皮脂、脂分などはとれません。
汗腺がつまっている状態で洗ってもそういった臭いの元となる汚れはとれず、外で汗をかくときにその汚れが一気に出てきます。
そうすることで、菌の繁殖を進ませることになり、ワキガ臭が増していくという仕組みです。
ワキガに効果的なお風呂の入り方
大事なのは、つまっている汗腺を開いて、臭いの元となる汚れをお風呂で洗い流すことです。
お風呂に入って温めて汗腺を開く→体を洗う
という順番が効果的です。
それではまず汗腺を開くためのお風呂の入り方をご紹介します。
入浴の前に水分補給
入浴の前には水分補給を欠かさず行って下さい。
お風呂ではじっくり温まり、たくさん汗をかきたいので、その前に水分補給しておくことが大事です。
水分を取っておいた方が汗も出やすいです。
時間をかけてじっくり汗をかく
何よりもじっくりと汗をかくことが大事です。
方法としては、ぬるめのお湯にじっくり浸かることです。温度としては40度以下、30分ほど入ることで、しっかりと汗腺を開くことができます。
菌が繁殖しやすい状態というのはアルカリ性です。脇の下がアルカリ性であると臭いがきつくなるということです。
じっとりと汗をかくことで、酸性の汗をかきやすいという効果があります。
まさに臭いの元である汗自体を改善させることができるのが入浴です。
また、温まったら脇を軽く揉むことで、臭いの元になる成分を出すことができます。
ただ強く揉んだりすることはアポクリン腺を刺激することになりますので控えて下さい。
熱いお湯に半身浴も有効
30分も時間が取れないという時はこの方法がおすすめです。
肩まで浸かるには熱いくらいのお湯に、半身浴することでも汗は出ます。10分くらい入るだけで十分汗が出てくるはずです。
私はこの方法を良くとります。
どうしても熱いお湯の方が気分がすっきりするので、こちらの方法をとってしまいます。
全身入るとのぼせてしまうという方も半身浴の方が良いですね!
また、私は背筋を伸ばして座り、深呼吸することで、自律神経を整えるようにしています。
息を吐き切り、鼻から深く吸い込んで、さらにゆっくりと吐き切ります。
このように深呼吸を行うことで自律神経を整えることができ、睡眠にも良いのでおすすめです。
ワキガの改善に効く入浴剤
重曹風呂
重曹は角質や皮脂などの脂分、またはタンパク質などを取り除く作用があります。
お風呂に入れて入浴するだけで効果を得られます。
大さじ3杯くらいの重曹を入れて、よく混ぜて下さい。
重曹の効果をまとめていますので参考にして下さい。
関連記事:ワキガ対策には重曹!スプレーや洗濯、重曹風呂、パックまで徹底解説
お酢風呂・クエン酸風呂
お酢に含まれるクエン酸には消臭効果がありますので、お酢を入れるのも有効です。
コップの半分くらい、100mlを入れて混ぜて下さい。
クエン酸でも同様の効果があります。大さじ1杯程度のクエン酸を入れて下さい。
正しい体の洗い方
まずナイロン製のタオルを使っている方はすぐに使うのを止めて、天然のタオルやメッシュを使うようにして下さい。
傷つけるような洗い方はマイナスになりますので、固い生地のタオルは使わない、強く擦らないということが大事です。
ゴシゴシ洗ってしまうとせっかく汗腺を開いたのにまた詰まらせてしまいます。
しっかりと泡立てて、優しく洗って下さい。
手で洗うだけでも十分です。
泡立てることで汗腺に入っている汚れを取り除いてくれますので、泡立てることを忘れずにお願いします。
1番おすすめなのはデオシークボディソープです。
汚れを落とし、殺菌して、かつ保湿までをカバーした商品です。
デオドラントクリームと一緒に使うことでさらに効果が期待できます。
関連記事:デオシークのワキガへの効果と口コミ
デオシークは現在発売されているワキガ対策商品の中で、1番評価されていると言っても良いほどです。
ぜひ詳しく確認してみて下さい。
洗ったら十分に洗い流すことも大事ですので、しっかりシャワーしましょう。
体を洗った後に再度入浴
体が洗い終わった後、再度入浴して温まるのも効果的です。
汚れがとれ、毛穴が綺麗になった後なので、このタイミングで温まると汗が出やすいです。
時間に余裕があれば、もう一度体を温めてたっぷりと汗をかきましょう。
お風呂上りのケア
浴室から出る前に水シャワー
想像できると思いますが、たっぷり温まって、汗をかいた後ですので、お風呂から上がると汗だくになってしまいます。
せっかく菌を落としたのに台なしですので、出るときには水シャワーで体を冷やすようにして下さい。
さっと浴びただけでは冷えませんので、少し長い時間シャワーする方が良いです。
清潔なバスタオルで体を拭く
お風呂から上がったら、早く乾燥させることが大事です。
きれいなバスタオルですぐ拭いて下さい。
くれぐれも優しく拭くようにして下さい。
汗が引かない場合などは、扇風機に当たって乾燥させるのもありです。
水気が残っていると菌が繁殖してしまうので、とにかく乾燥させることです。
また、バスタオルは毎日交換していますでしょうか。
使ったバスタオルには菌がついていますので、そのバスタオルで体を拭くことは良くありません。
睡眠の1時間前には入浴を済ます
体が火照ったままですとスムーズに入眠できません。
十分な睡眠をとり、体を休ませることもワキガの改善には重要です。
遅くとも、布団に入る1時間前には入浴は済ませるようにしましょう。
最後に
石鹸やクリームなどの対策を行っている方も多いと思いますが、お風呂の入り方が間違っていれば台なしです。
まず正しくお風呂に入ることが大事ですので、毎日取り組みましょう。
また、朝にじっくり汗をかこうとすると、外に出て汗だくになりますので、くれぐれもお風呂に浸かるのは夜にして、朝はぬるめのシャワーで済ませましょう。
寝ている間もたくさん汗をかきますので、朝にシャワーを浴びることもワキガの改善には重要です。
ワキガ関連の記事です。参考にして下さい。
ワキガ対策完全版!臭いの原因から治し方~自宅で治す?手術や治療?
最後まで読んでいただきありがとうございました。