ワキガの発症年齢ピークについて

ワキガ(腋臭症)年齢とともに悪化する?それとも治るのか?

ワキガの手術に年齢制限や決まりはある?子供でも手術できるのか?

今回はワキガと年齢の関係を調査いたしましたのでご紹介させていただきます。

 

私も15年以上ワキガに悩みました。
年齢とともにワキガがどう変化したのか、私の実体験も紹介していますので参考にしてください。

 

ワキガの発症年齢

男の子か女の子か、成長が早いか遅いかによって前後しますが、ワキガの発症年齢は思春期の頃です。

ワキガが発症するのは思春期

わき毛が生え始める頃と言えます。
小学生の高学年から高校生までの幅があります。早いと男の子は9歳から、女の子は7歳頃から発症します。

 

ワキガであるという体質は生まれつき遺伝で決まっています。
ワキガ体質とはアポクリン腺の数で決まります。アポクリン腺は生まれつき決まっています。

 

ただ子供の頃はアポクリン腺が発達しておらず、ワキガの臭いは発しません。
そのアポクリン腺が成長し、働きが活発になる時期が思春期の頃ということになります。

関連記事:ワキガの遺伝確率~遺伝しない方法は?遺伝以外は?親ができる最善は

 

ワキガが悪化するピーク

ワキガの臭いが一番きつくなるピークは、18歳から20代前半です。
何となくイメージありますよね?
要するに汗臭い時期です。

 

ワキガの臭いはホルモンの影響も受けますが、性欲が強い年齢が臭いも強いと言えます。
もともとアポクリン腺からの発汗は異性にフェロモンを示すためであったと言われています。それを考えると性欲が関係しているというのはうなずけます。

 

体の機能としては、年齢とともにワキガの臭いは軽減していきます

 

つまり、ワキガは年齢とともに悪化するということはありません。
年齢とともに改善していくというのが正解です。

 

ただ、年齢を重ねるとワキガが完全に治るかというと、先ほどもご説明したように、ワキガは体質ですので、それが年齢によって治るということはありません。軽減していくということは確かです。

 

しかし、年齢とともにワキガの臭いが強くなったという経験がある人もいると思います。

ワキガの臭いがピーク

それは、生活習慣の変化やホルモンバランスの変化によるものです。
代表的なのが食生活とストレスです。

 

また、ワキガの臭いは弱くなってきても、疲労臭や加齢臭など、また別の臭いがきつくなってきたということも考えられます。

 

私の場合の年齢とワキガの悪化の推移

冒頭にも書きましたが、私は15年以上ワキガに悩みました。

 

私がワキガを発症した年齢は中学1年生、13歳のときです。
それからずっと悪化せずに学生時代を過ごしました。

 

私の場合、ワキガが悪化してピークだったのは32歳の頃です。
一般的にワキガのピークと言われる20歳前後ではありませんでした。

 

ワキガを悪化した原因は仕事によるストレスでした。

私自身が経験していますが、ワキガを悪化する要因は年齢だけではなく、ストレスや食生活などの生活習慣などが大きく影響してきます。

 

ワキガという体質、アポクリン腺の数自体は生まれつき変わりませんが、アポクリン腺の働きが活発になると、ワキガの臭いを強くします。

 

アポクリン腺の働きが活発になる要因は、生活習慣とホルモンバランスの変化が要因です。

 

私がそうだったように、ストレスによるもの、他には食生活の乱れ、お酒の量など、ワキガを悪化させる要因は様々です。

 

生活習慣を整えることでワキガを改善していくことは可能ですが、なかなかすぐに治るというわけではありません。

 

私は最終的には剪除法という手術をしてワキガを治しました。

関連記事:ワキガを剪除法で手術した体験談ブログ~痛い?手術後や保険適用は?

 

ワキガ手術に年齢の決まりはあるのか?

病院によって、先生の考え方などにもよると思いますが、基本的にはワキガの手術に年齢の決まりや制限はありません。
何歳でも手術を受けることができます。

 

ただ、先ほどご説明したように、ワキガのピークは10代後半から20代前半であることや、子供の場合はアポクリン腺の成長具合いを加味しながら、慎重に考えるべきです。

 

例えば食生活などの生活習慣に気を付けることは臭いを抑える有効な方法です。

 

しかし親御さんとしては、なかなか改善が見られない場合、またはお子さんが悩んでいることを見ると、治療してあげたい、手術させたいという気持ちが出てくるかもしれません。

子供が手術する時期の目安

子供の場合、アポクリン腺が成長しきっていない時期に手術をしても、効果が薄い場合がある、また再発の可能性が高いです。

 

ワキガ治療の第一人者である五味クリニックの院長先生はこうおしゃっています。

アポクリン腺は、その数は体質で変わりませんが、その大きさは思春期から急激に増大して、高校生くらいで大人の大きさになります。正しい手術法では、そのアポクリン腺を1粒づつ確認して摘出します。

ですから、完全に摘出するためには、はっきりと確認できる大人の大きさになるまで待たれるほうがよいと思います。

引用:五味クリニック様

 

高校生くらいまでは手術を控え、また違う対策を模索する方が良いと言えます。
手術するのに適した年齢としては、およそわき毛が濃くなる時期、多くの人は高校生になる頃かと思います。

 

子供のワキガ対策についてまとめた記事があるので参考にしてください。

関連記事:子供のワキガ(腋臭)はいつから・何歳から発症?【原因と対策】

 

手術以外の治療も検討

確かにワキガの根本的治療は手術だけですが、それ以外でもワキガを治すことは可能です。

 

例えばミラドライやビューホットなどの切らない治療です。
アポクリン腺の切除という方法ではないですが、ワキガに効果のある治療です。

関連記事:ワキガ手術の失敗が怖い!手術以外の切らない治療方法のベストはこれ

 

また、病院での治療の前にワキガ用のデオドラントを使って対策することも可能です。
実際に私の弟はワキガ用のクリームで臭いを抑えています。

関連記事:ワキガクリームおすすめランキングと注意点【元ワキガが最強を選ぶ】

 

最後に

今回はワキガと年齢の関係性についてまとめさせていただきました。
ワキガは生まれつきの要因が大きいですので、自分でコントロールできることは限られています。

 

ただワキガは生活習慣を意識することで改善していくことは可能ですし、治療やワキガ用クリームなどで治すことも可能です。

 

自分に向いている対策を選択して、ぜひ実行してみてください。
ワキガの悩みが解消されることを願っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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