急に顔から汗が出ることが増えた

脇汗がひどい、最近黄ばむようになった

少しの運動で大量の汗が出る暑くないのに汗が出る

手汗がひどくてパソコンやプリントした紙が濡れてしまう

足裏からの汗がひどくて靴の臭いがきつい

そんな経験や悩みはございませんでしょうか?
それは「精神性発汗多汗」が原因かもしれません。

 

このページでは、「精神性発汗の原因を知りたい」、「精神性発汗を治したい」人に向けて、原因や治し方をまとめています。

 

私も精神性発汗で悩んだ経験があります。
経験談もまじえて書かせていただいています。少しでもお役に立てれば嬉しいです。

 

精神性発汗多汗とは

発汗には種類があり、温熱性発汗精神性発汗味覚性発汗があります。

 

温熱性発汗は体が温かくなった時に、体温の調節をするために、全身から発汗します。
気温が暑い日や運動したときに出る汗のことですね。

 

主にエクリン腺から発汗し、サラサラしていて無臭です。成分はほぼ水です。
平均的にも一日1リットルの汗が出て、暑い夏などには3リットルも出ることがあります。

 

味覚性発汗は辛い物を食べたときに出る汗のことを言います。
額や鼻から特に出て、食べてしばらくすると汗がひきます。

 

精神性発汗は顔、脇の下、手のひらや足の裏から発汗します。
体が熱いから出るということではなく、緊張したとき、強いストレスを感じたときなどに出ます。

 

主にアポクリン腺から発汗し、ベタベタして臭いがきついのが特徴です。
成分はタンパク質や脂質、アンモニアなどで、濁った色をしています。黄ばみの原因がこれですね。

 

温熱性発汗が体温調節のために出るのに対し、精神性発汗は自分の身を守るため、防衛するために発汗します。
どちらも本能的に、生理現象ですが、精神的なことによって発汗することから、精神性発汗と言われます。

 

精神性発汗多汗になりやすい特徴

精神性発汗,緊張汗

どのような人が精神性発汗多汗になりやすいのかをみていきましょう。
もちろん一切緊張しない人、不安がまったくない人はいませんので、どんな人も精神性発汗になる可能性はありますが、なりやすい特徴はあります。

 

・内気で恥ずかしがり屋

・努力家で頑張り屋

・神経質で真面目

 

当てはまる人は、精神性発汗になりやすい傾向にあります。

 

精神性発汗の治し方は自律神経がポイント

精神性発汗の人それぞれ原因が違いますので、治療や治し方は1つではありません。
ただ共通している要因があり、自律神経が大きく影響しています。

 

自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、交感神経が優位になると、発汗が活発になります。
また、自律神経が乱れると皮脂の分泌が激しくなり、臭いをきつくさせます。
自律神経を整えることが精神性発汗の改善につながります。

 

自律神経の乱れが影響するのは発汗だけではありません。
頭痛、動悸、不安感、下痢、肩こり、不眠、意欲低下など、様々な面で体に影響を及ぼします。

 

自律神経を整える3つのポイント

自律神経は見えませんのでなかなか対策しにくいですが、意識をすると改善できるポイントがあるので取り組んでみてください。3つのポイントを紹介します。

深い、ゆっくりとした呼吸を行う

私たちは、意識して汗を止めることはできませんし、自律神経をコントロールすることはできません。
しかし呼吸は自分の意識で変えることができます

 

呼吸を速くすると心臓の動きも速くなり、脈や血液の流れもスピードが上がります。
これは交感神経を活発にしていますので、ますます発汗することになります。

 

一方、呼吸をゆっくり行うことで、心臓もゆっくり動き、脈も落ち着いてきます。
興奮状態から、リラックスした状態にすることができます。

 

簡単に言うと、ゆっくりとした深呼吸をすることが精神性発汗を対策するのに非常に有効です。
緊張して汗が流れてきた時には、「深呼吸」、「ゆっくり」を念じながら、落ち着かせることが大事です。

 

また、これは緊張した時などのスポットだけの話ではありません。ゆっくりとした呼吸により副交感神経が働くので、自然とリラックスすることができたり、スムーズな入眠の手助けになります。

 

忙しい毎日の中で、リラックスできる時間を確保することは自律神経にとって重要なことです。毎日深呼吸する時間を作ることをおすすめします。

 

私も毎日お風呂で半身浴しながら深呼吸を繰り返すようにしています。
深呼吸で自律神経を整えて、精神性発汗を対策しましょう。

 

好きなことをする時間を確保する

好きなことをする時はその時に集中できる傾向にあります。無我夢中で遊ぶ、何かに集中することは、ストレスや不安から解放され、「今」に集中できます

 

「今」に集中することが精神的には非常に大事です。
つまりは精神性発汗の対策につながります。

 

運動する、映画を見る、音楽を聴く、カラオケで大きな声で歌う、お笑いを見て大笑いする、、、
このように、好きなことをする時間を確保することが大事です。
少しの時間でも構いませんので、自分の時間を持つことで変わってきます。

 

朝日を浴びる

精神性発汗には日光で自律神経を整える

朝起きて日光を浴びることは生活リズムを整える上で非常に大事です。よく言われることですよね。

 

目覚めに良いことはもちろん、日光を浴びてから14時間前後で眠くなる時に感じるメラトニンが分泌されます。
朝日を浴びることは睡眠にも良いということです。

 

太陽の力は大きく、日光を浴びることで幸せなときに感じるセラトニンが分泌されることがわかっています。

 

精神的な問題を抱えていると、食生活が乱れ、朝起きるのが億劫になって生活リズムを崩す傾向にあります。
生活リズムの乱れは自律神経の乱れを生じます。

 

生活リズム、規則正しくと言うと難しく感じるかもしれませんが、毎日朝日を浴びることであればできるのではないでしょうか。

 

朝日を浴びる習慣が生活習慣を整え、精神性発汗の対策につながっていきます。

 

精神性発汗を治したい人にとって重要なのが「不安」

不安な男

精神性発汗は、精神的なことが原因による発汗です。
精神的な不安を取り除くことが非常に重要です。

 

汗に関する名医である五味クリニックの五味先生もこのようにお話しされています。
精神性発汗で困っている方へのアドバイスをされているときの言葉です。

 

治療でまず大切なことは潜在意識のなかの「不安」をとることなのです。 もしあなたに、過去になにかしらの原因となる出来ごとなどがあるようでしたらそれらについてもう一度真正面から向かい合うことも多汗を解消するための一つの方法でもあるのです。

引用:http://gomiclinic.com/

 

何か生活において大きな不安がある場合は、一度不安と向き合うことが必要かもしれません

 

私も過去に精神性発汗を悩み、ワキガを悪化させ、最終的には手術をしたことがありますが、その時も仕事上、プライベート上の不安を抱えていた時期でした。

 

「不安」というモノ自体は存在しません
実体のないモノに恐れ、視野が狭くなり、できることもできなくなる、そうするとますます不安が大きくなります。
不安は起こらないことに恐れていることが多いです。

 

また、不安に対して向き合うことは楽になります。
一歩でも進むだけで気持ちは変わってきて、視野や思考も変わってきます

 

発汗への不安

また、汗への不安も大きな要因です。
汗をかくことを気にするほど汗が出てきてしまいます。

 

次のことは、すぐ取り組めることです。

・着替えを持ち歩き、汗をかいたら着替える

・タオルや汗拭きシートを持ち歩き、こまめにふき取る

・食生活を改善する
関連記事:ワキガは食べ物で改善できる?ワキガにいい食事、食生活を解説

・運動や入浴で日常的に汗をかく

・急な発汗を抑える方法を身につける

 

精神性発汗による臭いへの不安

先ほど汗を気にすればするほど発汗してしますということを書かせていただきましたが、発汗すると同時に気になってくるのは臭いですよね。

 

精神性発汗がやっかいな理由はこの臭いではないでしょうか。
冒頭にも書きましたが、精神性発汗の汗は主にアポクリン腺から出て、臭いを発生させます。

 

食生活や運動などによって体質を改善していくことで徐々に臭いも変わってきますが、かなり長期的なことです。
困っているのは今!ですよね。

 

一番簡単に臭いを抑えることができるのがデオドラントクリームです。
何を隠そう私はワキガですので、散々デオドラントクリームやら制汗スプレーやらを試してきました。

 

ワキガ、加齢臭、精神性発汗による臭いなどに効果が期待できるのがデオシークです。
ネット上には多くのデオドラントがあり、それぞれ効果を主張していますが、残念ながら本当に効果があるのはほぼありません。(私自身も経験しています)

デオシーククリーム

 

現状一番評判が良く、効果が期待できるのがデオシークです。
私は手術でワキガを治しましたので試せませんでした。デオシークが発売されたのは私が手術をした後でしたので。

 

そこで私の弟にデオシークを試させましたが、ピタリと臭いを止めることができました。
(弟もワキガなんです。。^^;)

 

汗をかいても臭いがしないとなれば、発汗への不安が激減されます。
「自分は臭い対策しているので大丈夫」、そう思えることが一番の精神性発汗対策かもしれません。

 

汗が出てきた→臭いが心配という不安→さらに大量の汗がでる
こんな悪循環から、

汗が出てきた→臭いは大丈夫という安心→汗が止まる
という好循環に変えることができます。

 

ワキガを治したことがある私だから言えますが、、、
汗の悩み、臭いの悩みから解放された毎日は本当に快適です。
イチ早く汗と臭いを改善させたい!という方はぜひ試してみて下さい。

 

ただ、いくら効果が期待できても、自分に効果がなければ残念ですよね。
デオシークの場合、初回であれば期限なしに返品できて、全額返金されます。
それだけ自信があるということですね。

 

効果がなければ返品すれば良いので、実質無料で試せるということです。
汗と臭いの悩みを解消したいのであれば、ハッキリ言って試さない理由はありません...

 

デオシーク公式サイト男性用のページをチェック

デオシーク公式サイト女性用のページをチェック

 

デオシークの効果、口コミをまとめた記事がありますので参考にしてください。

関連記事:デオシークの効果と口コミ

 

漢方薬で体質改善

発汗は体質が大きく関わりますので、体質を改善することで抑えることができます。
有効なのが漢方薬です。

 

薬やデオドラントクリームのように即効性はありませんが、体の中から改善してくれます。
次の3つは精神性発汗多汗に効果的な漢方薬です。

精神性発汗には漢方薬

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

精神的な不安や自律神経の乱れ、不眠症などに対して効果のある漢方薬です。

幅広く使われており、リラックスする作用が期待できます。体力のない方も飲むことができます。

 

柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

緊張しやすい、不安が強くて動悸することがある、このような状態の方に気持ちを落ち着かせる作用があります。

こちらは体力のある方にしかおすすめできません。

 

黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)

気を充実させる作用があり、落ち着かせる効果があるので、精神的にイライラしやすい方におすすめです。

 

3つの漢方薬をご紹介させていただきましたが、効果には個人差があります。
継続的なアドバイスをもらいながら対処していくことが非常に大事ですので、近くの漢方薬店、薬局などに相談することをおすすめします。

 

最後に

精神性発汗が多いとつらいですよね。
精神性発汗になりやすい特徴でご説明させていただいたような性格がまさに私ですので、非常に気持ちがわかります。

 

きつい臭いが周囲に気づかれていないかを常に気にしてしまい、もともと不安があったのに、その臭いのせいでさらに精神的にきつくなったのを覚えています。少しでも参考になれば幸いです。

 

また、精神性発汗で悩んでいるということは、ワキガの症状が出ている方もいるはずです。
ストレスとワキガは関係しています。対策方法もまとめていますので参考にしてください。

関連記事:ストレスはワキガの臭いの原因【職場のストレスに注意!対策は?】

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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