「ワキガだから結婚できない!」
そう悩んでいる方向けの記事です。
確かにワキガは恥ずかしいですし、迷惑をかけている気持ちになります。異性との交際や関係も消極的になりがちです。
私も15年以上ワキガで悩んだので、その気持ちは非常にわかります。
ただワキガでも結婚している人はいますし、ワキガだからと言って結婚をあきらめることは決してありません!
今回はそんなワキガと結婚について書かせていただきます。
少しでも参考になれば幸いです。
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ワキガでも結婚できる
私もワキガですが、実際結婚しています。
言うまでもないですが、結婚というと一生一緒にいる人を選ぶわけですので、1つの要素ではなく、色々なことを含めて総合的に決める方がほとんどです。
ワキガと結婚、何が一番影響するかというと、臭いがするので引け目を感じて消極的になることではないでしょうか。
どうすれば解消できるでしょうか?積極的になれるでしょうか?
私もワキガの対策や治療をはじめ、ワキガに関連した職場でのいじめや遺伝など、ワキガについて色々調べてきましたが、結婚できないと悩んでいる場合の対処としては3つ考えられます。
1つは相手に受け入れてもらうこと。
私はワキガですけど、ワキガのことを含めて結婚相手として受け入れてもらう、それが先決だと感じます。
2つ目はずばり臭いを改善すること、ワキガを治すことです。
3つ目は開き直ることです。1つずつ見ていきたいと思います。
ワキガであることを相手に受け入れてもらう
ワキガだから結婚できないというのは相手に明確にそう言われたのでしょうか?
もしそうではなく、ワキガだからプロポーズできない、ワキガだから引け目を感じるからということであれば、それは一度相手にぶつかってから考える、その結果次第であきらめるということでも良いのではないでしょうか。
100%断言できますが、全員がワキガを嫌っているわけではありません。
もちろん臭いのは嫌という方は多いかもしれませんが、「結婚」という誰にとってもかなり重要な決断の際、臭いだけで決めるということはまずありえません。
他にも良い面があって相手を選びます。
相手がワキガに対して懸念する場合、何が嫌なのか、どうすれば受け入れてもらえるのかは人によって様々です。
例えば臭いの改善をすれば問題ない、洗濯物の臭いがうつることを心配しているなど、、、ワキガの何が嫌なのかは確認しないとわかりません。
踏み込んで確認しなければ、もしかしたら結婚できないのはワキガだからではないかもしれません。
実は性格のここが嫌だ、金銭的に心配だ、、、など、結婚にはかなり色々な要素があります。
とにかく「ワキガの人」は絶対嫌だ、あと子供に遺伝することは必ず避けたい、
その2つだけではどうしようもないかもしれません。相手がこの2つを理由にあげるのであればその人はあきらめて、違う人を探した方が良いかもしれません。本当に理由がそうであれば、解決することは難しいです。
ワキガは遺伝によって決まり、高い確率で子供に遺伝することがわかっています。
関連記事:ワキガの遺伝確率~遺伝しない方法は?遺伝以外は?親ができる最善は
私は中学生の頃からワキガの臭いに悩み、結婚の直前にワキガの手術をしました。
手術をしてワキガを治すことが結婚の条件?だったわけではないですが、、、
彼女はワキガであることを受け入れてくれて、一緒に病院を探してくれました。
手術後、脇の固定でシャンプーができない姿勢になりましたが、彼女がシャンプーをしてくれるなど、色々サポートしてくれました。
結婚する相手に、ワキガであることを受け入れてもらうことが大切だと実感しているのは、私自身の体験談からもあります。
ワキガは治せます
ワキガは体質であり、アポクリン腺の数でワキガかどうかは決定します。アポクリン腺の数が多いとワキガということです。
そのワキガ体質ということは変えられませんが、自分の努力によって臭いは改善できます。
ワキガの改善の考え方としては3つあります。
根本的な治療で改善する
1つは臭いの原因であるアポクリン腺そのものを治療するという考え方です。病院で行う治療であり、代表的なのが手術です。手術ではアポクリン腺を切除するので、根本的にワキガを治すことができます。
実は私は剪除法という手術をしてワキガを治しました。
関連記事:ワキガを剪除法で手術した体験談ブログ~痛い?手術後や保険適用は?
上の体験談にも書いていますが、手術のあとは回復に時間がかかります。
私は約1ヶ月くらいかかりました。
仕事を休む必要もあります。
そう考えると、なかなか簡単に手術を決められません。
手術以外にも、切らないで治療ができる方法もありますので、自分にとって最適な治療を見つけた方が良いです。
関連記事:ワキガ手術の失敗が怖い!手術以外の切らない治療方法のベストはこれ
生活習慣を変える
臭いを改善する方法の2つ目、それは生活習慣を改善するという方法です。
例えば食生活によって体臭は大きく影響を受けますし、ストレスがワキガ臭を悪化する要因になります。
関連記事:ワキガは食べ物で改善できる?ワキガにいい食事、食生活を解説
関連記事:ストレスはワキガの臭いの原因【職場のストレスに注意!対策は?】
病院での治療以外でも、ワキガの仕組みを理解して、適した生活や対処をすることで改善することができます。
ただ生活習慣だけでワキガの臭いを完全に抑えるのは難しいです。
また、生活習慣を変えて、そこから臭いに変化をさせるには時間もかかります。
生活習慣と同時にデオドラントなどのワキガ対策も必須となってきます。
制汗剤やデオドラントによって臭いを抑える
制汗剤やデオドラントによる臭いの改善は1番手軽にできますよね。
ただ、問題は効果のあるデオドラントを使えているか?
という点です。
色々試しているのではないでしょうか。
私もあれでもこれでもないと悩み、買った経験があります。
ワキガ体質の場合、市販のほとんどの商品は効果がありません。
理由は市販の商品は殺菌力が足りないからです。
ワキガ用のデオドラントを使うことで、かなりワキガを改善できるはずです。
ワキガ向けのデオドラントについてまとめていますので参考にしてください。
関連記事:ワキガクリームおすすめランキングと注意点【元ワキガが最強を選ぶ】
ワキガであることを開き直る
ワキガであることを開き直ることができればいいですよね!
え、、
そんなことできない、、と思うかもしれませんが、もともと臭いは個性であり、昔の人はワキガは魅力的な臭いとして受け入れられていた時代もあったほどです。
しかし、それがいつしかワキガ=汚い、不潔というイメージから、それが不快ということにつながっています。
そもそも、先ほども書きましたがワキガは生まれつきであり、遺伝による体質なので自分が悪いわけではありません!
また、世界的にみればほとんどの人がワキガだということをご存じでしょうか?
欧米の人の70%くらいはワキガです。
関連記事:日本人のワキガの割合は?外国人のわきがは?男女でどちらが多い?
ワキガで悩むのは日本だけなのです!
日本ではワキガが少数であり、かつ臭いに敏感な国民性があるためにワキガの人は悩んで今います。
世界を見渡すとほとんどの人がワキガなのです。
そう考えると、今の悩みが小さく感じられませんでしょうか?
さらに私の意見を言わせていただくと、そんなに相手がワキガを嫌がるのであれば、違う人を探せばいいのです。
必ず受け入れてくれる人がいます。開き直り、受け入れてくれる人を探すことも決して間違いではありません。
最後に
今回はワキガだから結婚できないと悩んでいる方に向けて、私の体験談からの考え方と、具体的な対策を紹介させていただきました。
ワキガであっても、考え方や生活習慣、治療を行うことで、積極的になって結婚に向けて進めるはずです。
少しでも前向きになることができれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。